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2017/05
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さようなら、トリオ
今日は、リオことトリオのお話をさせてください。

去年の夏、10年近く勤めた仕事を辞め専業主婦となり、毎日をぼんやりと
過ごしていた私に、だんなちゃんが
「小鳥を飼ってみたら?」
と勧めてくれました。
今ならヒナから面倒をみられるし、ちょうどいいんじゃないかな、と。
私が小さい頃セキセイインコを飼っていたという話を覚えていてくれて、
さびしい気持ちを紛らわすために考えてくれたことだったのだと思います。

ホームセンターに行くと、プラケースに入れられピヨピヨとゆれるヒナの塊の
下敷きになって、まだ筆毛も生えていない小さな黄色いインコが動じることなく
眠っていました。
「この子にしよう」
紙箱に入れられカサカサと音を立てるその子に、三人目の家族という意味も
込めて「トリオ(三重奏)」と名前をつけました。


きもちよさそう


ソファとクッションの隙間が大好きで、餌を食べ終わると一目散に潜り込むトリオ。
あんまり幸せそうに眠っているので動かすのが忍びなくて、朝までその隙間ベッド
で寝かせてしまうこともありました。
おかげで、すっかり放し飼いの癖がついてしまい、餌を食べる時以外はケージに
近づかない子に育ってしまいましたが。


お気に入りのタオル


カーテンレールにぶら下げたハンガーに乗って、社宅の窓から外を眺めるのが
大好きだったトリオ。
チョコレートの大袋に入って遊ぶのが大好きで、いつも甘い香りがしていたトリオ。
だんなちゃんのことが大好きで、仕事から帰ってくるなり大きな背中にべったり
ひっついて離れなかったトリオ。
手でつかまれるのは大嫌いなはずだったのに、突然私の手の中に入ってきて
初めての卵を産んだトリオ。
さびしがり屋で、部屋に置き去りにされるといつもびっくりするような大声で呼び鳴き
して、足と嘴を駆使して扉をこじ開けて追いかけてきたトリオ。
気まぐれでおてんばで、我が家にいつも笑いと安らぎを与えてくれたトリオ。


ティッシュの首輪


そのトリオが、昨日、私の実家で死んでしまいました。
こちらに越してくる前、引っ越しが終わるまでと私の両親に頼んで世話をして
もらっていたのです。
両親も小鳥が大好きで「孫ができたね」と喜びながらかわいがってくれていました。
トリオも田舎の広い家が気に入ったようで、飛びまわって遊んでいたそうです。
母の洋服に潜り込んでまた卵を産んだり、父の頭に乗って一緒にお風呂に入ったり。
あんなに気分屋だったのが、名前を呼ぶとどこで遊んでいてもひょっこり顔を出し、
「ここだよ」というような表情をしてこちらを覗くようになったそうです。
女の子はおしゃべりが苦手なはずなのに「リオちゃん」と声をかけると
「ちゅ、き(好き)」
と答えるようにもなっていたそうです。

そんなトリオが、昨日の朝、ケージの中で動かなくなっていたそうです。
羽を広げ、水入れと止まり木に身体を預けるようにして。
ゆうべもいつものように紙箱に潜り込んで、縁をカジカジして楽しそうに遊んでいたのに。
両親も驚き、悲しみ、けれどきちんとしてあげなくてはと、お気に入りの紙箱に寝かせて
あげて、庭に埋めてくれたそうです。
人が食べているのもお構いなしで飛びついて、足を乗せてかじりつくほど大好きだった
柿の木の根下に。

いつまでも涙が止まりません。
仕事から帰ってきただんなちゃんにこのことを話して、2人で泣きました。
いろんなことを思い出して、ああすればよかった、こうしてあげればよかった、と、
後悔ばかりが頭の中を回っています。
預けっぱなしにして、こんなつらい思いをさせてしまった両親にも申し訳なくて。

眠るとき「夢に出てきてくれないかなぁ」とだんなちゃんとお願いしながらお布団に
はいったけれど、やっぱりそんなことはなくって。
なぜか朝5時に目が覚めて、それきり眠れなくなって、リオのことばかり考えて、
また涙が止まらなくなって。

ねぇリオ、1年もこの世界にいられなかったけど、幸せだった?

言い訳になっちゃうけど、今度実家に行くときは、リオの大好きな白粟穂をお土産に
持って行ってあげようって、いっぱいいっぱい取り寄せてたんだよ。
カルは赤粟穂が好きだから、こんなにいっぱい食べきれないよ。

ごめんね、もっと早く会いに行ってればよかった。

カルが私のもとに飛んできて、不思議そうな顔をして涙をつつきます。
この子が男の子だとわかってから、いつかリオとお見合いをして、仲良くなって結婚
してくれたらいいね、とだんなちゃんと話していました。
それももう叶わない。
ごめんねリオ、カル。出会わせてあげることすらできなくて。

あまり悲しむと、リオが天国にはばたいていけないかも、と思う気持ちとは裏腹に、
もうちょっと、あのかわいくてまんまるな黄色い小鳥のことを心に留めておかせて
ほしいと、わがままに願う自分がいます。

涙が枯れるまで、もう少しあなたのこと思い出させて。
梅雨空が晴れたら、気持ちよく見送れるように頑張るから。
そしていつか私とだんなちゃんがそっちに行った時、まだ聞いたことのないあなたの
「ちゅ、き」
のおしゃべり、聞かせてね。


ごめんね、トリオ。

ありがとう、トリオ。

愛してるよ、トリオ。


だいすきなだんなちゃんと


さようなら、トリオ。







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テーマ : セキセイインコ大好き
ジャンル : ペット

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